ハンドってさぁ…

サッカーではゴールキーパー(ペナルティエリア内のみ)以外の選手は、試合中に腕でボールを扱う事はファウルとなります。

 

基本的なルールですね。

 

ですが、このルールは審判によって微妙に違いが生まれています。

 

 

 

腕全体が身体にピッタリくっついていないと駄目だとか、故意に触ったんじゃなければファウル扱いにしないとか、明確な定義づけをしているにも関わらず、審判によって多少の違いが出ているのはおかしいんじゃないかと。

 

この際、分かりやすくルールを変えてしまいましょうよ。

 

上半身に腕(上腕も前腕も含めて)が隙間なく密着している状態でボールが腕に当たった場合はファウルとはならず、反対に少しでも上半身から腕が離れている状態で当たったらファウルとなります。

 

尚、手首から指先までの部位も同様とし、身体に密着していれば不問、離れている状態だったら反則となりますね。

 

たったこれだけの分かりやすいルールを、何故今まで複雑な形に変えてしまったのか。

 

 

 

どうやら、故マラドーナ氏の「神の手」と呼ばれる伝説のゴールから始まり、W杯出場が決まるかどうかの大事な試合の大事な局面でハンド疑惑がありながらのゴールが認められ、物議をかもした事がありましたね。

 

そうやってメディアが大好物な論争に巻き込まれ、ハンドの定義がどんどん複雑になっていってしまったのではないでしょうか。

 

試合中は、勿論選手たちはハンドにならないよう工夫をこらした守備を行います。

 

 

 

両腕を身体の後ろに回して正面からはボールが当たらないようにしたり、急所を両手で隠しながら上半身に密着させてフリーキックの壁を作ったりと、場面に合わせた守備をこなしているように感じますね。

 

それでも、プレー中に相手のシュートを近距離で防ごうとする際、味方に当たって跳ね返ったボールがたまたま手に当たってしまう事なんてよくあります。

 

それを見た相手選手が必死にハンドをアピールしている様は、何とも滑稽というか…。

 

とてもとても、情けなく映りますねえ。

 

もっとファウルに怯えながらプレーしなくてもいいスポーツになってくれればいいんですが…。

 

やはり問題はPKという縛りです。

 

PKが無くなれば、一気に解決に向かう気がします!!!