理想のチーム編成とは

近年、海外のサッカークラブのチーム編成を見ていると、1つ気がかりなところがあります。

 

国籍がバラついているクラブが多い…ということ。

 

例えばイングランドのクラブであれば、所属選手の半数以上が外国籍選手で、もっと言えば主力のスターティングイレブン全員が外国籍なんてクラブもザラにある。

 

これって…どうなんでしょう?

 

 

 

日本で言えば、外国籍選手=強力な助っ人のイメージがあります。

 

本来はそうあるべきなんですよ、海外も。

 

金に物を言わせて全世界から有能な選手を買い漁って強くする、そんなのはゲームの世界だけでいいんです。

 

そんな事をしているから、パリ・サンジェルマンバイエルン・ミュンヘンみたいにリーグ1強の体制ができてしまうのでは?

 

下部組織から年数をかけて育て上げてきて、6冠達成の最強だった当時のバルセロナは、3トップこそブラジル、アルゼンチン、ウルグアイと南米3国でしたが、中盤3人はスペイン国籍、守備も右サイドバック以外はスペインだったんではなかったですかね?

 

あの当時のバルセロナの様な形がベストだとは思っています。

 

 

 

私の妄想の中で言わせてもらえば、所属上限23人の中でキャプテンに任命された選手の場合は例外としますが、各ポジションにつき1人ずつは自国籍の選手を所属させる事。

 

今あるアジア圏内とかヨーロッパ圏内とか、そういったものは排除して、外国籍選手は各ポジションに1人まで、とすれば面白いですねえ。

 

さらにサテライトリーグも含めれば、世界的にサッカーがよりグローバルに広がっていきますし、海外志向の選手も外に出ていきやすくなるのでは。

 

 

 

昔こそ日本人選手の海外での位置付けは、あくまで「主力の控え」といったイメージが強かったですが、近年は「主力」として重宝されている傾向にありますからね、非常に喜ばしい事だと思います。

 

そうしてレベルの高い試合に出続けて感性を磨いてきた海外組が一度に代表に集まれば、基本的には強いのは間違いないです。

 

選手の起用法さえ大きく間違っていなければ、格下の相手にも取りこぼす心配は減りますし、格上の相手にも十分渡り合える戦力になる期待が持てます。

 

過去にはワールドカップを制したドイツ代表にさえも、相手のチーム事情がよろしくない時期だったとは言え、4-1で快勝できたのだから、これは凄い事ですよ。

 

 

 

この制度が出来上がれば、Jリーグももっと外国籍選手を呼び込んで、もっとレベルの高い試合が見れるようになるのかなあ…。

 

そんな淡い期待を抱いて、また次回。